COLUMN

【医師監修】「ヒアルロン酸」で膨らませる時代は終わり?唇の本当のアンチエイジングとは?

リジュランS(肌育注射) ヒアルロン酸注入 美容皮膚科リジュランSヒアルロン酸
こまてぃ先生

こんにちは。シノワクリニック美容皮膚科医の小松里帆です。
第2回目のコラムでは、「唇のアンチエイジング=ボリュームだけではない」という視点から、“唇のエイジングケア”について解説します!

「唇の乾燥が気になる」
「唇の皮むけが繰り返し起きる」
「リップを塗っても縦ジワが目立つ」

このようなお悩みを感じている方は多いのではないでしょうか。

近年は、唇ヒアルロン酸によるボリュームアップ治療も人気ですが、唇の老化は単に「ボリューム不足」だけではありません。唇の乾燥や縦ジワなどは、唇の皮膚環境の変化が関係している場合も多く、質感そのものを整える治療も注目されています。

今回は、唇の加齢変化の特徴とともに、PN製剤(リジュラン)による唇のアンチエイジング治療についてご紹介します。

唇の乾燥や皮むけはなぜ起こる?

唇は、顔の中でも特にデリケートな部位です。

一般的な皮膚と比較すると

・皮膚が非常に薄い
・皮脂腺がほとんど存在しない
・外部刺激の影響を受けやすい

という特徴があります。

そのため、紫外線や摩擦、乾燥などの影響を受けやすく、唇の乾燥や皮むけ(かわむけ)を繰り返しやすい部位でもあります。

さらに加齢によって次のような変化が起こります。

これらの原因には、コラーゲン減少・真皮の弾力低下・唇の細かい血流の低下などが関係しており、唇の皮膚環境そのものが変化していきます。

その結果、

・リップクリームを塗っても乾燥する
・唇の縦ジワに口紅が入り込む
・唇がしぼんだ印象になる

といった症状が現れることがあります。


唇ヒアルロン酸だけでは改善しない?唇の質感の変化

唇ヒアルロン酸は、唇のボリュームを増やしたり形を整えたりする治療として広く行われています。

例えば、

◼︎唇をふっくらさせたい
◼︎上唇と下唇のバランスを整えたい
◼︎口角を上げた印象にしたい

といった目的には非常に有効な治療です。

しかし、唇の縦ジワ・唇の乾燥・唇の皮むけ・唇のハリ低下といった症状は、唇の皮膚環境(質感)に関係していることが多く、ボリュームを増やす治療だけでは十分に改善しない場合があります。

また、縦ジワを改善する目的でヒアルロン酸を過剰に注入すると、不自然なボリューム・硬い唇・ヒアルロン酸特有の不自然さにつながる可能性もあります。

そのため近年では、唇のアンチエイジングにおいて「ボリュームを整える治療」と「質感を整える治療」を組み合わせて考えることが重要とされています。

唇の形を整えたい方は【ヒアルロン酸の施術ページ】もご覧ください


リジュラン(PN製剤)は唇ケアにも効果がある?

そこで注目されているのが、PN製剤(ポリヌクレオチド)を用いたリジュランSです。

リジュランに代表されるPN製剤(ポリヌクレオチド)は、サーモン由来DNAから抽出された成分で、皮膚の再生環境を整える作用があるとされています。

美容医療では主に、小ジワ改善・肌のハリ改善・肌質改善などを目的として使用されており、近年では唇のアンチエイジング治療にも応用されています。

写真:リジュランS(唇)の施術の様子

唇に、PN製剤(ポリヌクレオチド)を少量ずつ均一に注入することで、唇の真皮環境を整え、唇そのものの状態を改善していきます。

期待される効果としては

などがあります。

この治療は、ヒアルロン酸のように唇のボリュームを大きく増やすものではありません。唇の皮膚環境を整えることで、自然で健康的な唇へ導く「育てるアンチエイジング」といえる治療です。

リジュランSの詳しい解説は【リジュランS施術ページ】をご覧ください

唇ヒアルロン酸とリジュランSの違い

詳しく、施術の違いを見てみましょう。
それぞれ目的が異なるため、唇の状態や希望する仕上がりに応じて治療を選択することが重要です。

このように、ヒアルロン酸は「ボリュームを整える治療」リジュランは「唇の質感を整える治療」と考えると分かりやすいでしょう。

実際の診療では、ヒアルロン酸で形を整える+PN製剤で唇の質感を改善するといった組み合わせ治療が行われることもあります。

どちらを選ぶべき?唇の悩み別おすすめ治療

唇のお悩みによって、適した治療は異なります。主な治療の選び方の目安は、以下の通りです。

・唇のボリュームを増やしたい
・唇の形を整えたい
・口角を上げた印象にしたい

・唇の乾燥や皮むけが気になる
・唇の縦ジワが増えてきた
・唇のハリがなくなった
・ヒアルロン酸でボリュームを出しすぎたくない
・自然な唇の若返りを希望している
・唇の老化予防をしたい

こまてぃ先生

リジュランS(唇)の治療概要

施術時間約20分
麻酔表面麻酔・ブロック麻酔
推奨回数3~4週間間隔で3回程度
ダウンタイム数日程度の腫れ・内出血


※効果には個人差があります

リジュランS(唇)のリスク・副作用について

内出血・腫脹・一時的な硬結・稀にアレルギー反応
医師の診察のうえ、適応を判断いたします。

まとめ|唇のアンチエイジングは「ボリューム」だけではない!

唇の老化というと、「唇のボリュームが減ること」をイメージされる方が多いかもしれません。

しかし実際には、唇の乾燥・唇の縦ジワ・唇の皮むけ・唇のハリの低下といった唇の質感の変化も、年齢とともに現れやすい特徴のひとつです。

そのため、唇のアンチエイジングでは

  • ボリュームを整える治療(唇ヒアルロン酸)
  • 唇の質感を整える治療(リジュランS)

という、2つのアプローチを目的に応じて選択することが重要になります。

「唇ヒアルロン酸で大きくボリュームを出すことには抵抗がある」
「唇の乾燥や縦ジワを自然に改善したい」

リジュランSでのケアは、このようなお悩みをお持ちの方にとって、唇の質感を整える治療は新しい選択肢となるかもしれません。

当院では、唇の状態を丁寧に診察したうえで、ヒアルロン酸やPN製剤(リジュランS)など、患者様のご希望やお悩みに合わせた治療をご提案しています。

唇の乾燥や縦ジワなどが気になっている方は、どうぞお気軽にご相談ください。

リジュランS(1本)¥44,000
外科手術と同日施術¥33,000
こまてぃ先生

「自分の唇の悩みにはどの治療が合うのか知りたい」というご相談だけでも問題ありません!まずはカウンセリングにて、現在のご状態を拝見しながら、丁寧にご説明いたします。お気軽にお待ちしております!

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  • この記事の監修者 美容外科 / 皮膚科 医師 小松 里帆
    美容医療は、"人生をより豊かにするもの"であり、そのサポートを誰に委ねるかは非常に大切です。
    私は安心して悩みを打ち明けられる、そして信頼して施術を任せられる謙虚で誠実な医師であることをモットーにしています。

    ダウンタイムを抑え、全体のバランスを考えた施術で皆様に合った最適な治療をご提案させていただきます。どんな些細なお悩みでも、お気軽にご相談ください。
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