
脱脂・裏ハムラ・脂肪注入を比較する前に知っておくこと
「クマ治療」についてネットやSNSで調べ始めると、このような状況になった経験はありませんか?
「経結膜脱脂・裏ハムラ・表ハムラ・脂肪注入・ミッドフェイスリフト……何がなんだかわからない」
「クリニックごとに言うことが違って、どれが正しいのか判断できない」
「結局どれが自分に向いているの?」
この混乱には理由があります。
それは、「術式の決定基準をしっかり持っていない医師が多いから」です。
「じゃあ、何を基準に決めればいいの?」
そう思った方はぜひ最後まで読んでみてください。
この記事では、実際に私がカウンセリング時に頭の中で行っている「術式決定の思考プロセス」をお伝えしていきます!
クマ治療の選び方は「色」ではなく「膨らみ」と「へこみ」の2軸で決まる
色で判断するのは間違い!?

クマを調べると「青クマ・茶クマ・黒クマ・赤クマ」という色による分類をよく目にします。
しかしこの色分類は、手術・注射の術式を選ぶ基準にはなりません。
手術で改善できるのは形の問題だけです。
色味(色素沈着・血管の透け)は手術では改善できず、レーザーや内服薬のアプローチが必要になります。
術式を決める上で本当に重要な2つの軸はこちらです。
膨らみの程度
(眼窩脂肪の突出がどれくらいあるか)
へこみの程度
(目の下のくぼみ・影がどれくらいあるか)

この2軸だけで、最適な術式が論理的に決まります。
では、4つのパターンを順番に見ていきます。
4つのパターンと術式の決定
【パターン①】膨らみ:小 へこみ:小

凹凸がほぼない状態です。
手術・注射の適応ではなく、気になるのは小ジワ・色味・ハリ不足であることが多いです。
この場合はボトックス・マドンナEYEなどの肌質改善治療や、ドクターズコスメによる色素沈着の改善が期待できます。
【パターン②】膨らみ:あり へこみ:なし

眼窩脂肪の突出が主な原因です。
経結膜脱脂(脱脂術)で脂肪を取り除くことで改善が期待できます。
まぶたの裏側からアプローチするため、表側に傷ができずダウンタイムも比較的短いのが特徴です。
【パターン③】膨らみ:あり へこみ:あり

最も多いパターンです。
脂肪の突出(膨らみ)と、その下のくぼみ(影)が両方存在します。
この場合は裏ハムラ法が有効です。
眼窩脂肪を骨の縁に移動・固定することで、膨らみを解消しながらくぼみも同時に補正します。
へこみの程度が強い場合は、裏ハムラと脂肪注入を組み合わせることもあります。どちらが適しているかは、へこみの程度を確認した上で判断します。
【パターン④】膨らみ:大 たるみ:あり

加齢とともに眼窩脂肪の膨らみが大きくなり、皮膚のたるみも出てきたケースです。
裏ハムラだけでは皮膚のたるみに対応できないため、表ハムラ(切開ハムラ)が選択肢になります。
皮膚のタイトニングと脂肪の再配置を同時に行える術式です。
さらに骨のボリューム減少が著しい場合は、表ハムラとミッドフェイスリフトを組み合わせて中顔面のボリュームを回復させることもあります。
笑った時にクマが目立つ方は要注意|術式を左右する「動き」の2パターン
膨らみとへこみの程度に加えて、もう一つ重要な確認ポイントがあります。
それは、「笑った時にクマがどう変化するか」です。
笑った時にクマが目立つケースは2種類に分けられます。
この「動き」の確認はカウンセリング時の診察で行います。真顔の状態だけでは判断できない重要な要素となります。
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クマ治療で後悔しないための術式の選び方|シノワが採用しない治療とその理由
術式の選択で大切なこと

術式の選択は「クリニックが対応できる方法」ではなく、「あなたの目元の状態に合った方法」であることが大切です。
カウンセリングでは「なぜその術式を勧めるのか」を遠慮なく聞いてみましょう。
その答えが腑に落ちるかどうかが、医師を信頼できるかどうかの判断材料になります。
複数のクリニックでカウンセリングを受けた際に提案が異なった場合は、膨らみとへこみの程度を基準に論理的な説明があるかどうかを確認してみてください。
シノワクリニックが採用しない治療とその理由

当院では、目元への注入治療は自己脂肪注入を基本としています。
その理由としては、ヒアルロン酸は体内に吸収されるため、効果を維持するには定期的な注入が必要になります。
また製剤の種類によっては、万が一シコリになった場合に外科的除去が必要になることがあります。
こうしたリスクや維持コストを考慮した結果、当院が選択しているのが自己脂肪注入です。
自分自身の組織を使うため体に定着しやすく、定着後は長期間維持されることが期待できるから、です。
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外反を防ぐ処置を必ず行う
表ハムラ(切開ハムラ)を行う際に特に気をつけているのが外反防止処置です。
外反とは睫毛が下方に引っ張られる状態で、表ハムラの合併症として起こり得ます。

当院では外反防止処置を標準として行っており、リスク軽減に努めています。
表ハムラを検討する際は「外反防止処置を行っているか」をカウンセリング時の確認事項のひとつに加えておくと安心です。
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【一覧】クマ治療の術式比較|脱脂・裏ハムラ・表ハムラ・脂肪注入のダウンタイムと持続期間

クマ治療の種類と選び方|よくある質問(FAQ)
Q1. クマの種類が「青・茶・黒」のどれかわかりません。どうすればいいですか?
色による分類は、実は術式選択の基準にはなりません。
重要なのは「膨らみがあるか」「へこみがあるか」の2点です。カウンセリングで直接診断することで正確に判断できます。まずはご相談ください。
Q2. 脱脂と裏ハムラ、どちらが自分に向いていますか?
主に「くぼみの程度」で判断します。
「膨らみ」はあるものの「くぼみ」が少ない方は脱脂が向いている場合があります。膨らみとへこみの両方がある方は裏ハムラが有効なケースが多いです。ただし笑った時の動き方によっても判断が変わるため、カウンセリングでの診察が必要です。
Q3. 複数のクリニックでカウンセリングを受けたら、全部違う術式を勧められました。どれが正しいですか?
術式の選択基準が医師によって異なるため、提案が変わることはあります。
膨らみとへこみの程度を基準に論理的に説明してくれる医師の意見を参考にすることをおすすめします。「なぜその術式を勧めるのか」の理由を必ず確認してください。
Q4. 一度手術を受けましたが、満足できませんでした。修正は可能ですか?
他院での修正症例も対応しています。
初回手術より難易度が上がることがありますが、まずカウンセリングで現状を診断した上で最適な方法をご提案します。
Q5. カウンセリングではどんなことを確認されますか?
主に「膨らみの程度」「へこみの程度」「皮膚のたるみ」「笑った時の動き方」「加齢の進み方」を確認します。これらを総合的に判断した上で、あなたの状態に最も適した術式をご提案します。
まとめ|クマ治療の術式選びで迷ったら、まずカウンセリングへ

クマ治療の術式は「流行り」や「対応できる治療の種類」で選ぶのではありません。
あなたの目元の膨らみとへこみの状態を正確に見極めた上で、論理的に選択するものです。
色分類に頼らず、動きまで含めて診断する。不要な治療は勧めない。
そして一つの術式に縛られず、あなたの状態に最適な組み合わせを提案する—。それがシノワクリニックのカウンセリングスタイルです。
「いくつかカウンセリングを受けたけど、どれが正しいかわからない」という段階でも構いません。
シノワクリニックのカウンセリングを受けていただければ、あなたの目元に何が必要かを明確にお伝えします。
まずはお気軽にLINEまたはWEB予約からご相談ください!
【重要事項・免責事項】
本コラムに記載の施術はすべて自由診療です。料金・効果・ダウンタイムには個人差があります。詳細は必ずカウンセリング時に医師へご確認ください。主なリスク・副作用:腫れ、内出血、左右差、感染、外反、凹み、小ジワ、一時的な感覚異常など。症状が続く場合はクリニックまでご連絡ください。
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